11月 理事長所感

11月 理事長所感
小澤 孝一郎
小澤 孝一郎一般社団法人甲府青年会議所 2018年度 理事長

11月 理事長所感

すっかり朝晩が涼しくなり、秋から冬へ季節は動いていることを実感します。2018年度も11月を迎え、残り2か月となりました。

青年会議所は単年度制で任期は1月1日から12月31日の1年間になります。2018年度の理事長を仰せつかった私も任期が残り2か月となります。このようなサイクルで運動を行うと1月1日から勢いよくスタートし、多くは10月、11月に集大成を迎えるケースが多くなります。

10月は全国の青年会議所会員が集まる全国大会が開催されました。毎年、持ち回りにて日本全国で開催される全国大会、今年は宮崎県での開催でした。10月4日(木)から10月7日(日)の日程で開催でしたが、あいにく台風25号が九州に接近し、4日の開会式はどしゃ降りの雨。残念ながら開会式は中止となり、他のプログラムも会場変更が続きました。また野外、宮崎シーガイアで1万人を集めて開催される予定だった10月6日(土)のメイン式典はホールに変更となるなど、スクランブルな全国大会となりました。

青年会議所の全国大会は、開催地の経済や主管する青年会議所の活性化に大きな効果が出ることから、全国の青年会議所が誘致を進めます。とはいえ全国から1万人を集めるスケールから簡単に開催できるものでもありません。主管青年会議所は5年にもわたる準備をして、やっと開催日から3年前に承認される、という長い時間をかけて作り上げるまさに血と涙の結晶によって開催されるのが全国大会であります。今回の宮崎青年会議所も長い時間をかけ、多くの人的労力を使い、準備をしてきました。その結果、迎えた当日に台風が直撃するという本当に運命のいたずらとしか思えない状況であったと思います。しかしながら、多くの変更をしながらこの全国大会をやりきった姿は、同じ青年会議所メンバーとして胸を熱くさせていただきました。

このように天候に左右された状況の中、甲府青年会議所からは卒業生7名を含む30名の会員が集まり、宮崎を味わいながら懇親を深めました。青年会議所は40歳で卒業となります。残り2か月となったこの時期は、卒業生にとって最後の思い出となる渉外事業(全国規模の大会)になります。全国大会の式典では卒業式店があり、卒業生が思いをスピーチされます。入会から今日まで、英知を振り絞り事業を構築したこと、勇気を出して誰かのために踏み出したこと、情熱をぶつけ合いながら活動したこと、そんな青年会議所活動を振り返り、後輩に想いを引き継ぎます。

少し気がはやいですが、甲府青年会議所の卒業式は12月1日(土)に予定しております。今年度、甲府青年会議所の卒業生は22名になります。私も含め、来年以降も残るメンバーは、卒業生それぞれの想いをしっかりと引き継ぎ、今後の青年会議所活動に活かしていきたいとあらためて思います。卒業式には、今年度卒業される卒業生のためにも多くの現役メンバーが参加していただくことをお願いします。

さて10月は多くの事業が開催されました。10月18日(木)には10月例会(山の都の未来発信)を開催し、講師に大畑方人(おおはたまさと)氏、鈴木信貴(すずきのぶたか)氏をお迎えし、「山の都のこれからのまちづくり」のテーマの元、トークセッションをしていただきました。トークセッションを通じ、我々が考えるまちづくりについて、よりわかりやすい形で、ご参加いただいた方に伝えさせていただきました。

今、社会は大きな変化を迎えております。インターネットとスマートフォンの普及により産業構造は大きく変化を遂げてきました。人口減少、少子高齢化により社会構造も変化しつつあります。今、将来を考えたとき、漠然とした、言いようのない「不安」が頭をよぎる人もいるのではないでしょうか。「今より生活は苦しくなる」そんなことを言う人がいます。そんな言葉を聞くと、これからの未来を担う責任世代として言いようのない不安がよぎるのです。そして、夢や希望に満ちているはずの子どもたちに申し訳ない気持ちを抱くのです

本当にそんな未来が待ち受けているのでしょうか。

私はこの山の都には大きな可能性が眠っていると思います。

人が頑張ればどうにかなるといったような精神論ではなく、地理や環境が大きなチャンスを孕んでいるということです。東京の隣接県でありながら、豊かな自然。リニア中央新幹線が開通することによってできるメガリージョン地帯に位置する地理。体験や経験に価値を見出す時代に、世界文化遺産「富士山」を持つ環境。

これらの地理や環境は、他の地域ではうらやむ、ものであり、これを活かすことにより多くの人が訪れ、経済的にも豊かになれる可能性があると思っています。

青年会議所は設立以来、どのようにしたらよりよい街になるか、を考えまちづくり事業を行ってきました。今後も青年会議所におけるまちづくりは不変であると思います。ぜひ地域の皆様とともにこの「山の都」を明るい豊かなまちにする活動を続けていきたいと思っています。

そして、10月13日には青少年育成事業の第4回目の事業「登山」が開催されました。9月に開催予定だった登山ですが、天候により2度にわたり順延になっておりましたが、山岳連盟の方にもご協力いただき、無事開催することができました。子どもたちにとっては、体力的に少し大変だったかと思いますが、チームごとに仲間を想いながらやりきったことで、「挑戦する心」の一端を学べたのではないかと思います。

そして10月27日(土)青少年育成事業は、最後のプログラムとなる解団式を迎えました。すべてのプログラムを終了した子どもたちが、最後に自分の夢、目標について発表していただきました。周りに多くの人がいる状況で自分の夢を発表することは照れくさいし、勇気のいることだと思います。今回、勇気を出して夢を発表できた子どもたちはきっと成長できたのではないかと思います。青少年は未来への希望です。これから様々なことを経験すると思いますが、今回の事業が今後に少しでも力になってくれればと心から願っています。参加してくれた子どもたちに心からありがとうと伝えたい。

今年度も残り2ヵ月を切りました。

残された時間でできる限りのことをしたいと思っています。

会員一丸となって走り抜けていきます!

ともに未来に希望を懸けよう!

一般社団法人甲府青年会議所2018年度 第67代理事長 小澤孝一郎

2018-11-05T19:52:50+00:00