山の都ふれあいコンサートが開催されました。

山の都ふれあいコンサートが開催されました。

11月18日(日)に、コラニー文化ホール(小ホール)にて、山の都ふれあいコンサート(ふれコン)が開催されました。

山の都ふれあいコンサートは、1981年「国際障害者年」をきっかけに生まれたコンサートで、障害者と健常者の枠を超えた多くの仲間たちが、コンサートやミュージカルを通じて、より深く大きな「ふれあい」の輪を広げ、互いに交流することを目的としています。甲府青年会議所はその立ち上げから毎年関わってきました。

第一部は、オリジナル曲コンサートでした。

このオリジナル曲コンサートは、公募により集めた詩で詩集をつくり、その詩集の中の詩につける曲を募集することで曲を生みだし、これを当日演奏していただくというものです。ひとつひとつの詩から、障害の有無に関係なく、多くの人々がつながっていくコンサートです。今回のオリジナル曲は、「はたちのうた」「ありがとう」「休み」「生きていく事」「Story」「男」「楽しい1日」「小さな命に夢を乗せて」「さよならっぱ」「くうちゃんの歌」「僕で良かったよ」の全11曲でした。どの曲も、思いの込められた歌詞をぴったりのメロディにのせた素晴らしい曲でした。ご応募いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。

第二部は、ふれコン合唱隊による創作ミュージカルでした。

毎年、新しい脚本と新しい音楽で、一から稽古をしながら作りあげるミュージカルです。今年は、「ストリート・キャッツ・イン・ニャーヨーク」というミュージカルでした。家を飛び出した飼い猫「ミルク」の野良猫逹の世界での冒険とミルクを一生懸命探す人間の女の子「ヘレン」の物語です。笑いあり涙ありのストーリー、そして本格的な猫の衣装やメイク等々、見どころ満載のミュージカルでした。

そして、最後のフィナーレは、山梨のシンガーソングライター岩崎けんいちさんと出演者全員による、ふれコンテーマ曲「君はふるさとに」の大合唱でした。盛大な拍手の中、今年のコンサートは幕を閉じました。

来年も同じ時期にコラニー文化ホールにて開催する予定です。ぜひ、また来年もお越しください。

2018-11-20T19:46:52+09:00