2月理事長所感

, 理事長所感2月理事長所感

早春の候、皆様に於かれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より一般社団法人甲府青年会議所の活動に対しまして地域の皆様には多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝御礼申し上げます。また1月17日に開催しました1月例会(新年会)には、200名を超える多くの方にご参加いただいたことに重ねて感謝申し上げます。

早いもので2018年が始まってから、すでに1ヶ月が経過しました。青年会議所(JC)では1月1日から12月31日が年度になりますので、理事長として最初の月が終わったことになります。

「あ」っという間、とはこのことでありまして、こんなにも早く日々が過ぎて行くのかなと思う反面、それだけ毎日が充実しているということかな、とも感じています。

青年会議所(JC)の役割は何でしょうか。現在、甲府JCは101名の会員が所属していますが、その会員が集まり、組織を構成している理由は何でしょうか。親睦のため、自己成長のため、地域貢献のため。よく「JCの三信条」は「修練」「奉仕」「友情」と言われます。この三信条は本当にJCのことを良く言い表しており、我々が常に守るべき教義であります。しかしながら信条は信条であり、信条のために活動をしているのではありません。青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を理念に掲げ、社会をより良くするために活動しています。

甲府JCは設立から66年が経過し、本年度67年目を迎えています。今社会は急激な変化をしていると本当に感じます。インターネットによる産業構造の変化、人口減少による社会構造の変化は、昭和戦争以来の歴史的特異点であると思います。この状況下で青年会議所の存在意義も変化してきていると感じます。

成長のための場という側面だけではなく、実際に地域に影響を与える事業を実行していくことが求められています。

我々は青年経済人として、地域経済や都市計画などに強い関心を持ち、専門知識にも富み、具体的な施策を構築できる経営的な目線を持つことが大事だと思っています。国ではIR推進法案が可決しMICEの促進など社会を変える仕組みが生まれ、一方では先進技術を使った人工知能が実用化されるなど、日々社会は変化しています。我々はこれらの情報をいち早く捉え、知識を知識のままで終わらせず、青年としての行動力を持って実行することが必要になります。

2月9日に予定されている2月例会では2027年に開通予定のリニア中央新幹線開業を見据え、「リニア中央新幹線新駅周辺施設について」、「地域活性化とリニア中央新幹線について」について、山梨総合研究所、甲府市議会議員を交えながら「これからのまちづくり」についてディスカンションをする予定になっております。一般公開例会となっておりますので、皆様ぜひご来場いただき、一緒にこれからの山梨県を考えるきっかけとしてください。

冬真っ只中の2月、まだまだ寒い時期が続きます。

本年はインフルエンザ患者数が過去最高を更新したとの報道もありました。

皆様、お体にはご自愛いただきますようにお願いいたします。

ともに未来に希望を懸けよう!

2018-02-10T09:54:21+09:00