日頃より関係各所団体の皆様、山の都にお住いの方々におかれましては、一般社団法人甲府青年会議所の活動にご協力を賜っておりますことに誠に感謝いたします。
7月29日に梅雨明けが発表され、いよいよ夏本番を迎えます。
6月に梅雨明けが発表されたのは観測史上初めてだということです。
噂では「スーパー猛暑」になるのではないかとも言われています。
今年は特別な熱い夏になりそうです。
最近、人口知能(AI)の話題を耳にすることが増え、「AIによって多くの仕事がなくなる」という情報が出ています。2045年には、人工知能が人間を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)を迎えると言われております。先日、「10年後の仕事図鑑」という本を読んでいましたら「これからは自分で生き方をデザインしなければならない時代になる、今までのこんな人生が幸せだといった理想の人生モデルが崩れかけている」とありました。我々世代には何となく、大学を出て、結婚して、会社に就職して、子どもが出来て、家を建てて、車を所有し、年金で悠々自適な生活をして…という人生モデルがあります。戦後の高度成長から平成まで続いた、この画一的な人生モデルは終焉を迎えようとしています。これからは個人がしっかりとした考えを持ち、自ら行動していくことが求められていると実感しています。
先ほどの本には「しかしながら、1度きりの人生に、不安を持ちこむことに何の意味があるのだろうか。今この一瞬に全力で向き合い、心の底から楽しむことが、命を与えられた私たちの使命ではないのだろうか。未来を悲観して足をすくめている時間など1秒たりともない。」とも書いてありました。
私たちJCもまさに同じです。将来が悲観されようとも、新たな時代を切り開くために、率先して行動するのが青年会議所であります。青年会議所創始の精神は「新日本の再建は我々青年の仕事である」とあります。まさに今、この激動の時代に、先頭に立って地域に希望を与えるのは我々ではないかと感じます。
この山の都に希望を懸けるために、もっともっとできることがあると思います。
2018年度の活動も折り返し地点を迎えましたが、さらに運動を前に進めていきます。
さて、7月3日は甲府青年会議所にとって、特別な日であります。毎年7月3日に次年度理事長候補者が決まります。今年も7月3日に理事会を開催させていただき、2019年度の理事長候補者が誕生いたしました。ホームページにも掲載されていますが、清水孝章君が理事長候補者として承認されました。私も昨年の7月3日に理事長候補者として承認されましたが、責任の重さを実感し、大きな重圧を感じていたことを思い出します。予定者から数えるとちょうど1年が経ったわけですが、2019年の組織に良い形で引き継げるように全力で走り続けたいと思っています。
ともに未来に希望を懸けよう!
一般社団法人 甲府青年会議所 2018年度 第67代理事長 小澤孝一郎