平成29年11月8日、昭和町役場にて小澤理事長と昭和町長の対談が行われました。
昭和町について
小澤理事長
昭和町は、全国の中でも人口増加率が非常に高く、注目され盛り上がっている地域であると感じていますが、町長からみた昭和町はどのような地域なのでしょうか。また、昭和町としての課題があれば教えてください。
角野町長
この地域は3つの地区が1つになって昭和町になったのですが、その内部において、人と人との交流が盛んにおこなわれていく中で一体感がうまれていった地域です。3校の小学校のもと、バランスのとれた地域配分で育った子どもたちが、成長して中学校で1つになり、それに伴い育成会やスポーツなども1つにまとまっていきます。このような流れも、一体感をうみだしています。人口増加率が高いのは、このような地域性がうまく機能したからだと考えています。しかし一方で、国の交付金が減ってきていますので、財政面での厳しさは感じています。現状維持をしていくということが大変になりつつあります。
災害時の連携について
小澤理事長
地域の災害協定の締結についてですが、2017年に社会福祉協議会と災害ボランティア協定を締結させていただきましたので、災害が発生したときには、私たちもボランティアのネットワーク構築に協力させていただくつもりです。昭和町とも、ぜひ協力体制を作ってまいりたいと思っています。
角野町長
災害対策については、大雪などの災害も懸念されますので、昭和町としてできることはしっかりとやってきたいと思っています。2014年の大雪の際に、ボランティアの受け入れ体制が間に合わず協力が難しかったという話を聞きました。受け入れの改善を含め、ボランティアの活動をまとめる体制を作りたいと考えていますので、一緒に協力していただければありがたいです。