平成29年11月17日、中央市役所にて小澤理事長と中央市長の対談が行われました。
中央市について
小澤理事長
中央市は比較的若い人が多い地域で、高齢化率も下から3番目です。住みやすさランキングも上位をキープしております。何か秘訣はあるのでしょうか。
田中市長
高齢化率や住みやすさというのは、何かをしたらすぐにどうなるということではないので、この地域において過去からずっとやってきたことが今に反映されているのだと考えています。高く評価していただいていることは大変ありがたいことです。私もそれをPRしながら、さらなる人口増加に繋げていきたいと思っております。また、2017年6月に山を活用したトレランの大会を初開催したのですが、評判がとても良かったです。中央市の自然や歴史・文化など、もともとある資産を活用しながら、活性化をはかっていきたいと思っています。
リニア開通に向けての課題
小澤理事長
2027年にリニアが開通しますが、中央市として考えている取り組みはありますか。また、(社)甲府青年会議所に望むことがあれば教えてください。
田中市長
リニアの開通は、中央市の人口増に繋げていく起爆剤になるものですので、大きなチャンスだととらえています。9年後を見据え、そろそろ具体的な策を決めていかなければなりません。県の方の駅周辺の構想がある程度わかってきましたので、整合性をとりながら、総合計画の作成・見直しを進めてまいります。そして今後は、中央市だけではなく、山梨全体でのリニア対策委員会みたいなものをやっていきたいです。今のままだと、1時間に1本の通過であり、通勤にもなかなかつながらず、駅がただの通過地点になってしまう可能性があります。人に降りてもらうためにどうすればいいかを、山梨全体で考えていかなければならないと考えています。
そして、このようなことを考えていくには、若い方々の柔軟な視点が必要です。(社)甲府青年会議所のみなさんには、提言などをしてどんどん意見を出していただきたいです。